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摩擦圧接工法 - 摩擦熱を利用した接合技術について

摩擦圧接の特長

2つの金属を高速で擦り合わせ、その時に生じる摩擦熱により部材を軟化させ、圧力を加えると共に同時に急ブレーキを掛け、原子同士を融合させる工法です。他に熱源や溶剤、フラックス等を使用しない為、従来の接合技術に比べクリーンで省エネルギーな事から、環境対応技術として注目されております。

1.
接合しようとする面同士の摩擦熱によってのみ発熱させる為、エネルギー効率が非常に高く、且つその他の溶接材を一切使用しません      
2.
摩擦圧接された接合面は母材と同等の強度が得られます        
3.
中実品に対しパイプ等の中空材を使用することにより、材料ボリュームが削減され軽量化が可能です                     
4.
太物と細物など左右のボリュームが違う一体品を細物の根元で圧接することにより材料及び切削ボリュームが削減されます           
5.
異種材料の摩擦圧接が可能である為、ステンレス等の高価な材料と安価な材料の組み合わせにより材料費を低減出来ます             (特殊材の圧接接合も可能です)
6.
鍛造材や鋳物材を使用することが出来る為様々な組み合わせにより大きなメリットを得ることが出来ます
7.
ヘリウムリーク試験において10-10を確認しました
8.
新工法『内径圧接』接合により、更なるメリットを実現します     ※添付資料(内径圧接特殊ローラー)
摩擦圧接は、低コスト化、軽量化、環境負荷低減などに大きく貢献いたします。
STKM(φ77)+SUS420材 アルミ(型材)+SUS材 アルミ(φ80)+アルミ鍛造材
STKM(肉厚1mm)+S45CX調質材 STKM(肉厚0.85mm)+SUM材 STKM+SUS420材
銅+アルミ 銅+チタン チタン+アルミ

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